私が中学で始めて習った英語の教科書は、“Jack and Betty”でした。表紙の少年(Jack Jones)と少女(Betty Smith)が美しくて、颯爽としていて、またアメリカの居間の様子の挿絵など見て、アメリカに大きなあこがれを抱きその後相当長い期間そのあこがれの気持ちを持ち続けました。
私は平成4年に復刻出版されたのを10年くらい前に買いましたが、その本も今では行方不明になっています。 ネットで調べると、この教科書を懐かしく思う人は相当多いように思います。そのあこがれの気持ちが英語が大好きになり、猛勉強することになる原動力になりました。 現在では小学生にとってもそうしたアメリカへのあこがれもなくなってしまいましたから、英語への動機付けは別に考えなければならなくなりました。
ネットで調べますと、Jack and Bettyの教科書は次のような文章から始まっています。
Are you Betty? Yes, I am Betty.
Are you a schoolgirl? Yes, I am a schoolgirl.
Are you a teacher? No, I am not a teacher
皆さんにお伝えしたいことは英語を学ぶための動機付けが大切でこれを見つけようということです。そして勉強の最初はフォニックスを学ぶことから始めることが大切だということです。