テストが返ってきたとき、点数だけ見て、どこがどのように間違っていたのか、なぜ減点されたかについては、全く関心を持たず見ない生徒がいます。 これでは、せっかくのテストの意味がありません。非常にもったいないことです。
テストは、学校の側からみると、一人ひとりの学習の定着状況を把握したり、またはクラスまたは学年全体的な学力の常態を計測するものです。しかし、テストを受ける生徒本人からすれば、全体的なことは全く意味がなく、どこを間違えたかという情報が重要です。この間違えたところを改善していくことことにより、学力が伸び、成績がアップするのです。常にフィードバックのある学習をしていくことにより、成長が期待できます。テストはこの貴重なフィードバックなのです。
テストの結果はそうした貴重な情報が詰まっています。間違えたところを逐一見直しましょう。この作業から、たくさん学ぶことや、反省することがあるはずです。疑問があれば先生に質問してもいいのですが、まず自分で自分の問題点や弱点を見つけて、その後の勉強に生かして下さい。この作業を繰り返していくことを粘り強くやってください。これが一番早く成績優秀者になる方法です。がんばって下さい。