国語の読解力を付けるためには、何が必要か
小学生から大学受験生まで、国語で点が取れないという相談が最も多く、生徒の悩みとなっています。その中には、単なる努力不足による場合もあります。漢字の読み書きや文法事項で点が取れない場合です。漢字を含む語彙力を付けるためには相当な努力が必要でそのための努力が不足している場合です。
問題は、読解力です。私はこれまでさんざんいろいろなことを考えてきましたが、結局次のように考えています。私の結論は、たくさん読書をする以外にないということです。その読書を通じて、常識を養い、語彙力をたかめ、そして想像力を養うことが必要だと確信しています。
文章を読むとき、想像力を働かせながら読むクセを付けることが大切です。 すべての知識を総動員し、その上で想像力を働かせて文章を読む、そうすると作者の言いたい意味は自ずから立ち上がってくると思います。これをとらえることです。これになれる以外に方法はないように思います。この点では、外国語の英語の読解力を高めることと全く同じだといえるのではないでしょうか。
読書が大切と言うことは、本の選択が重要と言うことです。自分の読解力を高めるために役立つ本を選択する目をまず養うことが先決です。良い本を選んで読むことです。