皆さんに伝えたいことが二つあります。
① 何でもかまいません。夢中になれることを見つけ、夢中になってみよう!
② 成績アップを図り、入試の準備もしっかりやって、成功しよう!
中学時代は単に高校入試の準備期間ではありません。どんなことでもいいのですが、何かに夢中になってほしいと思います。私の少年時代は、「虫取り少年」や「工作少年」がたくさんいました。そうした時期を過ごしたことは、大人になってきっと役立ちます。意味を持つと思います。日本で始めてノーベル賞を受賞した湯川秀樹は、少年時代には、老子とか荘子など中国の古典に夢中になっていたそうです。いきなり立派すぎる例を持ち出してしまいましたが、誰にとっても小学生や中学生時代には、何か夢中になれることを見つけて楽しく過ごしてほしいと思います。
高校進学への準備も大切なことは当然です。特に英語と数学の学力が大切です。 この2教科が苦手という生徒が少なくありません。苦手という人は、勉強の方法が間違っている場合がほとんどです。勉強の仕方をまず勉強するのです。塾の授業はその最も良い方法を教えてくれます。 次に大切なことは長期記憶としてしっかり覚えるために、繰り返すことです。繰り返しが全く不足していたら、テストでは高得点はとれません。成績を伸ばし、難易度の高い高校へ合格するには繰り返しが最も重要です。繰り返しとは、教科書を何度も読むことです。はじめから終わりまで、精読しましょう。英語は、教科書といつも使っている問題集を声を出して読んだり、教科書を伏せて暗唱したり、書き写したり五感すべて総動員して暗記するまで読みましょう。たぶん7回くらい読めばすべて暗記できてしまうと思います。 数学も教科書は何度も精読して下さい。問題と解き方を繰り返し読んで覚えてしまおう。 一度、テストで100点取るとドーパミンがどっと出て、次も100点取るために頑張れます。