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高校生のみなさん

国語を得点源にしよう! 理科・社会も得意教科に

国語は、勉強しても得点が上がらないとか、毎日使っているから勉強しなくてもいいと思っている受験生が少なくありません。  国語はどの様に勉強したらいいでしょうか? 「古文」は学習法はわかるけど「現国」となると勉強法がわからない。よくある質問です。答えは簡単です。外国語の英語と同じように現国も勉強して下さい。

   

さて、高3の皆さんは、時期的に今は過去問に集中すべきです。10月以降は社会や理科にも時間を割く必要がありますから、計画的に国語、理科、社会にかける時間を増やしましょう。月々の計画表を作成し、取り組んで下さい。対策を十分とらずに入試本試験を受験することのないように、自分の現状の学力と志望大学の難易度をよく調べて下さい。

 

過去問の練習を中心にして受験勉強をする場合、間違えたところの理由を明確にすべきです。理由がわかれば、対策を十分とることができます。同じ間違いを繰り返さないことが重要です。確かに国語は数学のように正解がないともいえます。実際、課題文の原作者が解いたら間違っていたなどという話も聞くからです。しかしテストですから正解があります。その「正解」を見つける感覚と技術を磨くことが重要です。 そのために、過去問を10年分解いて下さい。制限時間も計って本試験のつもりで解答してみて下さい。

 

高2生・高1生の皆さんは、まだ受験まで1年半以上ありますから、基礎力をつけるための学習ができます。皆さんはこれまで、現国の入試問題で出題されるような難易度の高い文章をあまり読んでいない人が多いのではないでしょうか。新聞や小説などいつも読んでいるから大丈夫いえないのは、文章自体の難易度が異なるため、入試レベルの難易度の読解力が不足しているためです。受験レベルの難しい国語の文章をほとんど読んでいない人が多いのです。受験では「読み取りにくい文章」をわざわざ出題するのです。ですから難易度の高い文章になれることが大切です。受験レベルの参考書か問題集を1冊やりあげて下さい。そして漢字や語彙力を養って下さい。難易度の高い文章の読解力をつけることが肝要です。さらに記述力もつけなければなりません。文章に書き慣れて下さい。その場合は、難しい語彙を使う必要はありません。それができたら、時事問題や政治経済に関連する問題に対する読解力を高めるべきです。専門用語にも慣れて下さい。  小説など物語文にも慣れるため、漱石や露伴または高山樗牛の文章にもチャレンジすることを勧めます。時には、歴史的仮名遣いの小説にも親しんで下さい。

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2016年08月25日 20:58に投稿されたエントリーのページです。

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