親が、子供に読書習慣をつけさせる方法としてしばしばいわれるのが、「子どもの手の届くところにできるだけ多くの本を置いておく」ことです。その中でも本として最も勧められるのは、「古典」や「名作」です。 しかし、子供の年齢や学年など時期に応じて具体的にどんな本が、子供の手の届くところにあるといいかと聞かれると、署名やジャンルを上げることは容易ではありません。子供の個人差も大きく、一概に言えないこともあると思われます。結局はどんな本で構わないと思います。 小学校の低学年は、絵本が良いといわれます。一般的に正しいと思いますが、テレビなど映像もありますから紙の本である必要はそれほど大きくはないように思います。 小学1年生から少しずつでも字数の多い児童書を与えてもよいでしょう。
ネットの情報のほか、本屋さんにも行ってみよう
読書の対象として大きく分類すると、小説や物語等の本と、それ以外の説明文を中心としたノンフィクションに分けられます。どちらも必要です。 どんな本を読んだら良いかはインターネットで「小学生に読ませたい本」などで検索すれば出てきます。それらから選んでも構わないと思います。しかし、インターネットからの情報に加えて、月に2~3回くらいは実際に本屋さん行くことを勧めます。手に取って本をみてみるとネットの情報とは違って、読みたい本が見つかることが多いのではないでしょうか。
読書日記をつける
読書日記には、書名、作者のほか、読み始めと読終えた日付、感想などを書くといいでしょう。読書感想文を書くというと気が重くなりますから、一言か二言の感想で何を書いてもいいことにしておきます。その本に関することであれば、字数も自由とします。20字くらいなら書きやすいのではないでしょうか。
小学生のうちに100冊を目指そう!
小学3年生から小6までの4年間に100冊を目指すとしますと、1年あたり25冊になります。1月に約2冊の割合です。これが達成できれば、読書の習慣は確実につくでしょう。ただし、条件として漫画と雑誌以外の本とします。