動機づけが出発点
英語の勉強をしたくなる動機として、あなたはいくつ思い当たりますか。下の中から当てはまるものを選んでください。
1 受験に必要だから
2 英語圏へ旅行に行ったときに必要だから
3 外国の友達と話したいから
4 将来仕事に生かしたいから
5 英語で読書がしたいから
6 外国語の勉強は楽しいから
「1の受験に必要」というだけでは、動機としては弱いでしょう。「4の仕事に生かす」や「5の読書をしたい」、「6の英語の勉強そのものが楽しい」という動機は強い動機です。中でも「勉強が楽しい」というのが一番強い動機付けです。君の場合は、どうでしょうか。
実際には、中学生のうちに英語が嫌いになってしまう人は少なくありません。原因は上に列記したような動機づけが弱いことが考えられます。そのほか、指導法や勉強法に原因がある場合も考えられます。英語の勉強が楽しいものだということや、その楽しさを生徒に十分伝えられていないことが原因です。そのために英語が嫌いになってしまうとしたら、先生の責任でもあります。先生の役割は、語学の勉強の楽しさや、英語が使えることの素晴らしさを生徒に伝えることだからです。
皆さんには英語に対する「あこがれ」を持ってほしいと思います。好きになる一番の近道だからです。好きになれば、得意になります。
こうすれば誰でも英語が得意になる 英語は誰でも得意にすることができます。もちろん相当が努力が必要です。 ではどのように勉強したらいいでしょうか。私が勧める一番いい勉強法は、教科書の丸暗記法です。表の表紙から裏の表紙まで暗記するのです。英語で大切なことは、単語の語順です。語順は文型ごとの基本的な文法事項ですが、丸暗記すれば、こ大切なの語順に対する感覚が磨かれます。これを、第1文型とか第2文型とか言って、文法として習うと嫌いになってしまう生徒が出てきてしまうのです。英語の語順を感覚として身につけると、後で文法を習ったときにすんなり頭に入ります。
次に大切でテストにもよく出るのは、熟語(idiom, phrease)や連語(collocation)です。並べ替えの問題や、穴埋め問題としてよく出題されます。中学では教科書に出てくるものだけでも、暗記しておきましょう。高校生は、教科書のほか、「単語・熟語集」をの例文を暗記する方法が有効です。例文は読んでおくだけでなく、丸ごと暗記する癖をつけましょう。