昨日は、大垣市役所の固定資産税課の窓口へ行った。大垣に所有するある校舎の土地建物の固定資産税評価額が、専門機関による時価の評価額や、中古ビルとして買ったときの購入価格に比較して、メチャクチャ高いことが、評価証明書をとって分かったため、顧問税理士のすすめもあり、その見直しをお願いをすることが目的だった。
土地建物合計で、それぞれの価格は以下の通りだ。
○10年前の購入価格 6千3百万円 (平成17年)
○ある専門機関の評価額 5千5百万円 (平成27年8月)
◇固定資産材評価額 約1億2千3百万円余 (平成27年8月)
土地と建物を別に考えると、土地については上記全てについて、大幅な差はない。ほぼ10%以内の幅に納まっている。しかし、建物については実に9倍以上の差がある。
固定資産評価額/専門機関評価額=9.1
担当者は、「国の定めた方式で計算すると、鉄筋コンクリートの建物は、築後30年経ってもそれほど下がらず、こういう結果になります。ご了解いただくより仕方がありません」と、3人がかりで応対してくれた。3人とも若い担当者で、にこにこしながら説明してくれた。一人は女性でしきりにメモをとっていた。残りは、土地の担当者で、もう一人は建物の担当者だ。
この物件を贈与した場合贈与税は、何に基づいて計算されるか聞いてみたら、税務署で聞かないと分からないが、固定資産税の評価額に基づくのではないか、と曖昧であった。帰宅後、税理士に確認すると、贈与税は、時価に基づいて計算されるということであった。
いずれにしても、時価と固定資産税の評価額があまりに大きく乖離することは、望ましいことではない。