入試に面接が行われる高校が少なくありません。高校入試の面接に備えましょう。 面接の意味を考えますと、受験生の「人柄」を知る目的と、「広い意味での学力」を試す意義があります。また、単願か併願かも聞かれることがあります。
高校入試では、一問一答形式でどのように答えるか備えておけば、大丈夫だと思います。以下の質問に答えてみて下さい。
1 あなたの学校、氏名を答えて下さい。
2 担任の先生（校長先生、進路指導の先生）のお名前を教えて下さい。
3 あなたの得意教科は何ですか？ また不得意教科はありますか? 何の教科ですか?
4 あなたが中学時代に特に頑張ったことがあればどんなことですか?
5 高校へ入学したら、どんなことに頑張りたいですか?
6 あなたが尊敬する人物は?
7 あなたの長所は？ また短所はどんなことですか?
8 将来の夢（目標）がありますか？ それはどんなことですか?
9 この高校を特に志望する理由を述べて下さい。
10 最近特に関心をもったことはどんなことですか?
11 あなたの友達は、どんな人が多いですか?
12 生徒会活動や部活動で何か活躍したことがありますか?
13 最近どんな本を読みましたか? どんな点に感動しましたか?
一方、大学入試や就職の面接では、広い意味の学力が試されます。私が就職の面接を受けたときの質問で今でも覚えていることがあります。
○フリップフロップ回路とはどんな回路ですか。
○FMはAMに対してどうして音質がいいのですか。
○第１外国語が英語ですが、キミは第2外国語にドイツ語、第3外国語にフランス語を選択しています。その選択の理由はどんなことですか?
○君は行動する前に考えるタイプですか、それとも活動しながら考えるタイプですか。→この質問には、直ぐに答えることができなかった。試験管は直ぐに助け船を出してくれました。試験官3人に受験生は僕1人で試験官の3人がそれぞれ質問した。約2時間の長い面接で、ぼくもかなり疲れたことを覚えています。