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国語のセンター試験対策

国語のセンター試験対策

センター試験の国語は、現役生の場合、英語や数学に比較して十分な問題練習を行うことができず、受験を迎えてしまう人が少なくないと思われます。その点では、現代文だけでなく、古文や漢文も同じでしょう。五答択一式の試験においては、問題文をしっかり読まないで、選択肢を見て答を決めようとする場合がダメな典型です。

 どうしてでしょうか。これでは答えの選択に自分の先入観や考え方が強く反映してしまうからです。本文の著者は自分とは、全く異なる意見や感情を持って書いていることを忘れ、自分の意見や考え方で答えを選んでしまうのです。どこが大切かも、作者と異なる場合がむしろ普通です。作者の考えを無視してしまうのです。そのため、誤答を選んでしまうのです。つまり、勝手な思い込みで答えを選んでしまうことになります。解決には、英語や数学と同じように、問題練習をこなすかことが肝要です。レベルの高い問題をこなすことに積極的になって下さい。

 古文は、最も難しく苦手とする生徒が多い科目です。平均点も低くなりがちです。しかし、勉強方法は明確で誰でも分かるとおりです。つまり、英語と全く同じように考えることができます。古文の単語を覚え、古語の常識を理解すること、さらに文法を理解して、古文の長文の読解練習をすることです。しかし、古文独特の勉強法があります。それは、有名な古典例えば枕草子や徒然草または、源氏物語などは現代語の本を読んで十分な知識を得ておくことです。これは大変役立ちます。また、和歌にも慣れておく必要があります。 百人一首など現代語訳がある本を楽しみながら読むことがいい勉強になります。

 漢文は、なんとなく後回しにしても得点できると思っている人が少なくないでしょう。それは思い込みに過ぎません。何をすればいいかは分かると思います。大切なことは早くから着手することです。

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2014年09月08日 19:49に投稿されたエントリーのページです。

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