高校受験生に、得意教科と不得意教科について聞きますと、苦手科目の一番は英語です。苦手教科としてあげる科目は、英語と数学です。最も重要な科目が一番苦手なのです。
英語が苦手になる原因を考えてみましょう。英語が好きか嫌いかと、得意か不得意かはほとんど同じと言っていいでしょう。つまり次のような図式です。
英語が好き＝英語が得意
英語が嫌い＝英語が苦手
ほとんどの人が上の図式に当てはまり、好きだけど苦手とか、嫌いだけど得意という人は極めてまれでしょう。大人になり職業に就いても英語の学習を続け、その習得に苦労している人は少なくありません。そんな人は、たいてい英語に対して「あこがれ」を持っています。だから継続できるのです。
英語を得意にする決め手は、第一に毎日勉強することです。テスト前だけでなくズーと続けることです。
勉強法も大切です。勉強のやり方です。苦手な人はの勉強法を見てみるとまずほとんど、声を出しません。また書くこともあまりしません。声を出して読むことが第一です。 勉強に対しては、人間の五感全てを総動員しましょう。これを意識的に行いましょう。
声を出し、自分の耳で聞き、手を使って書いてみたり、目をつぶって思い出してみたり、暗記した文章が空で言えるか、教科書を閉じて言ってみたり、考えられること何でもやってみましょう。一番よくないのは黙読してすぐに問題集をやるという方法です。 問題集も、暗記の参考書と考えましょう。答えを書いて正しいことを確認したら、その問題文全体を丸暗記しましょう。暗記するためには、繰り返し音読したり、文字を見ないで空で言えるか確認したり、実際に書いて見たりするのです。昨日言え文章が今日もちゃんと空で言えるか実際に行ってみることも重要です。自分で言ってみるときには、一息で5回位文章丸ごと言えるようにしましょう。
何でも丸暗記の対象と考えて下さい。リスニングCDも単にリスニングの練習だけではなく、文章暗記の道具と考えて何度も聞きましょう。 英語の教科書をいつも持ち歩き、暗記するのは大変いい方法です。役者のための台詞を書いた台本と思って使うとよい勉強になります。この方法を実行すれば、キミは英語大得意人間に絶対なれます。