小学生白書(2011年版)によりますと、小学生のいちばん好きな科目と嫌いな科目はどちらも算数だということです。男女で少し差がありますが、全体では、20.9%の生徒が算数が好きと応え、嫌いな教科はという問に対して25.9%の生徒が算数だと応えました。
< p class="indent"> 私たちの塾の仕事は、「生徒に勉強をさせること」です。その上「成績を上げること」です。家ではなかなかできなくても、塾へ行けば勉強するようになり、それが習慣となって家庭でも勉強する習慣をつけること、これが私たちの責任です。では、好き嫌いともに一番多い「算数」の成績を上げるためにはどうすべきでしょうか。これは、当塾の指導の仕方は、その実践そのものといういことができます。
まず教科書の例題を自分で解く力をつけることです。解き方を理解した上でしっかりと記憶することが大切です。そのためには、教科書をノートに書き写したり、解き方の手順を頭で何度も復習する必要があります。はっきり覚えているかどうか、確かめるのです。その後、例題と似たような問題「類題」を自力で解いてみます。類題を何題か解ければ、理解できたと思っていいでしょう。また。類題をたくさん解く課程で本当に理解で基礎の理解が深まるのです。ですからこの課程は必須です。
類題を解くという勉強をするときに大切なことは、どのような類題を選択し練習していくかです。つまり、その問題の難しさの程度です。最初は、教科書の例題と同じ位の問題を解き、徐々に難しい問題にチャレンジすることがベストです。これは生徒本人では難しいことですから、先生か保護者が指導すべきです。優しいもんだばかりを繰り返しても、成績向上はできません。また、いきなり無地香椎問題を与えてしまうと、算数嫌いを助長していまいます。
算数の解法の知識も時間が経つとだんだん忘れてしまいます。ですから定期的に何度も復習し、知識を確実にする必要があります。そのために、私たちが進めているのは、同じ問題を3回解くことです。これで確実に実力となってしっかりした学力となって定着します。