苦手教科の克服法
英語と数学が苦手だという人は少なくありません。その理由は共通しています。勉強方法が分からないためか、または苦手意識が強すぎるために勉強時間が全く足りていないことが原因です。その為にテストで点が取れないのです。その克服方法を考えてみましょう。
苦手科目克服対策
1 苦手科目は嫌いな科目ということもできます。勉強したくないので、意識して勉強時 間を増やす必要があります。2倍位にするつもりで時間を増やしましょう。
2 苦手教科は教科書さえしっかり理解していない場合がほとんどです。教科書の説明や 例題は、完全に暗記して下さい。教科書の暗記は数学を含めてすべての教科に共通です。
3 問題練習の難易度は、現在の実力を考えて、常にやや難しいレベルに自分で調整し取 り組んで下さい。自分で選ぶことが難しいと思ったら先生からアドバイスをしてもらい ましょう。
4 定期試験に対する準備としては、勉強計画をしっかり作成して実行しましょう。 無計画に受験勉強をしようとすると、好きな教科だけ勉強し、苦手教科をおろそかにしてしまいます。それでは苦手教科の克服はいつまでたってもできません。
イッキに得点力を上げる英語と数学の勉強法(中学生を例に考えます)
① 数学
数学の得点をいっきに挙げることは難しくありません。公立高校入試問題の第1問は小問集合で岐阜県の平成24年度入試では小問が7問で配点は各4点でした。第1問は合計28点になります。これは絶対落とせない得点です。 また、計算問題と方程式を作る問題を加えると配点では全体の約8割にもなります。従って、数学は計算力をつけ、一次方程式(連立方程式)が作れれば80点は取れるのです。得点力をいっきに上げるには、計算力と方程式が作れるようにすればよいのです。
② 英語
リスニング問題の配点は32点位で、100点満点の3分の1です。確実の得点することが重要です。英語のリスニング力は、聞けば聞くほど向上します。教科書のCDは繰り返し聞きましょう。NHKのリトルチャロや、その他の英語講座ならどれもお勧めです。英語と聞いたら、何でも聞きたいという気持ちになることが大切です。 岐阜県入試問題では、英語の読む力と話す力そして聞く力をすべてバランスを考えて出題されています。しかし、これらの力は、それぞればらばらに力が伸びるのではなくて、聞ければ話せるように、どの力も密接に関連しています。一番手っ取り早く英語をつける方法は、教科書を全文丸暗記することです。ちょっと大変と思うかもしれませんが、その効果は絶大です。