中学入学以前に英語学習をした生徒の割合の調査をベネッセが行った調査報告を見た。この調査によると、中学入学以前に英語の勉強をしていた生徒は、全体のほぼ40%であり、大都市件で43%、郡部では34.4%であった。
中学入学前に学校外英語学習を「していた」回答者にどこで学んだかを聞くと、「学習塾」46.3%、「英会話教室」42.0%と、この二つが同程度選択されている。そして、学習内容では、「英語を聞くことや話すこと」 65.6%、次いで「アルファベットの読み書き」63.8%、「発音の練習」52.4%、「歌やダンス」51.5%と続く。
中学入学前に英語学習を経験した生徒に英語の好き嫌いを聞くと、「好き」が45.0%で、「嫌い」43%とほぼ同じだった。
好き 45% 嫌い 43%
中学入学時にでは英語に自信を持って進学できるが、中学2年生になると全体で25.5%と、その比率は大幅に減少している。しかし、中学入学前の学校外英語学習を「していた」生徒(A群)は中学校段階で英語が「好き」な比率が33.4%と、「していなかった」生徒(B群)(20.3%)より13ポイント以上高い。
中学2年次での好き嫌い
A群 英語が好き 33.4% 嫌い
B群 英語が 好き 20% 嫌い
この結果を見ると、小学校で英語を学び始めることの効果につては、評価することがやや困難である。中学2年生時で英語が好きな生徒は、小学校から学んでいた生徒は全体の1/3、そうでない生徒は、1/5である。無視できないが、どちらも、多くはない。嫌いな生徒が多いことに問題がある。中学の英語の指導方法に問題あると考えられる。 しかし、A群とB群の差は、13.4%あり、決して無視でき無いと思われる。小学校で英語を本格的に勉強を始めるべきだと考えられる。
当塾では、「中学入学準備コース」を開講します。英語は初めてというお子様でも、これから始めれば問題ありません。中学で自信を持って勉強でき、英語を得意科目にできます。