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国連子ども権利委員会が15年も前に

日本の教育は、あまりの競争的と指摘

既に15年も前に、国連子どもの権利委員会から、日本の子どもの状況や日本の教育システムについて、たくさんの懸念事項が指摘されていることを、私はごく最近になって知りました。その指摘と勧告をごく簡単にまとめると以下のようになると思われます。

日本の教育については、教育システムがあまりに競争的なため、子どもたちから、遊ぶ時間や、からだを動かす時間などゆっくり休む時間を奪い、子どもたちが強いストレスを感じていること、それが子どもたちに発達上のゆがみを与え、子どものからだや精神の健康に悪影響を与えていることが指摘され、適切な処置をとるよう勧告されています。

 これは、15年も前の指摘と勧告ですが、現在もあまり変わっていないように思われます。日本の教育制度も、「ガラパゴス化」が起こっていると考えざるを得ません。

 「あまりに競争的」とは、高校や大学の偏差値による序列化と、我々自身のそれを助長する傾向が問題なのでしょうか。問題を国連子ども権利委員会から指摘を受けても、問題は根深く、容易に現状が変わるようには思われません。

 しかしながら、教育のグローバル化が進んで行けば、諸外国の影響で少しずつ変わっていくように思われます。

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2013年06月13日 13:45に投稿されたエントリーのページです。

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