全国的な調査を見てみますと、小学校の生徒がケイタイを持っている割合の全国平均は37.2%だそうです。大体3人に1人くらいの割合です。なかでもケイタイを持っている子の割合が一番高いのは東京都で51.3%です。2人に1人以上です。そのあとは、神奈川県、大阪府、沖縄県、千葉県など大都市が続きます。沖縄が多いのはどういうわけでしょうか? 一方、最も持っている人の割合が低い県は秋田県で、17.6%だそうです。6人に1人くらいの割合です。
岐阜県はといいますと、47都道府県中でしたから10番目の37位で、ケイタイを持っている子の割合は、24.9%で す。ちょうど4人に1人の割合です。
ケイタイは確かに便利ですが、いろいろな危険もあります。ケイタイの利用がふえるに従って、「ネット上のいじめ」や有害サイトを通じて犯罪に巻き込まれる危険性があるのです。
文部科学省では、平成21年1月に、学校のケイタイの取扱いについて、明確にルールを作りホームページに発表しています。そのルールによりますと、小学校校では、やむを得ない場合を除きとして原則持ち込み禁止としています。ご家庭ごとにケイタイの利用ルールを作ったり、「フィルタリング」を利用して、ケイタイから、被害を受けないように注意して下さい。