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2013年度大学入試の受験環境

2013年度大学入試の受験環境

センター試験まであと約1か月に迫ってきました。私たちの緊張感も最高に高まりつつあります。きのう、河合塾から大学入試情報の分析報告を聞きました。その内容を整理します。

 来春の18歳人口は約4万人増加します。増加率としては3%程度です。これに伴い、大学志願者数も約2万人増加する見込みです。既に発表されているセンター試験の志願者数は、573,344人で、前年度から17,807人、率にして3.2%の増加。現役生に限りますと20,153人、率にして4.6%の増加です。2000年の151万1000人から昨年1012年の約119万1000年へと毎年受験者数が減少してきましたので、これがわずかでも増加したことには大いに注目されます。

 また、これまでに判明している推薦入試やAO入試についても国公立大学、私立大学共に前年度比ですべてにおいて数%の増加です。  2013年度入試の受験環境で、センター試験については、2012年センター試験変更の余波が見られます。第一に「第1解答科目利用校」が増加したことが上げられます。また、地歴・公民2単位科目の扱いを変更する大学があります。

 また、受験生の学部系統の選択に大きな影響を及ぼす経済状況や大学生の就職環境に大きな変化が見られないことから、「文低理高」、「資格志向」、確実な合格をねらう「堅実志向」、地元の大学を選ぶ「地元志向」などの傾向は、来春も継続すると考えられます。

 2013年度も大学のキャンパス移転、学費値下げ、受験料の割引制度の導入など国公立大学、私立大学共に受験生の志望動機に影響する変更が行われています。 特に中京大学のNet割り出願は、12年度入試では出願の98%とほぼすべてに利用されたそうです。こうしたことも受験生獲得に大いに役立ったようです。

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2012年12月15日 12:00に投稿されたエントリーのページです。

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