Aより
0.学校の定期試験対策と、校外模試対策の二つのバランスを考えましょう。
将来、各種の推薦制度を利用して受験するか、それとも推薦制度を利用しないで受験するか、または、どちらでもいけるように両立を図って準備していくかについては十分に考えることが必要です。その上で、早めに覚悟を決めることが大切です。決めかねる人はどちらでもいけるように学習計画を立てて努力すべきです。また、英語・数学は絶対得意科目にしておく必要があります。各種の推薦制度を利用して受験に望むにしても、この2教科は必死に勉強することが重要です。
1.自分の現在の学力を確認しておきましょう。
過去に受験した模試の結果、1~2年の各学期の成績表などをよく検討し、得意・不得意科目をしっかり認識し、自分の学力レベルを客観的に把握しておきましょう。
2.自分の志望校を決めて、合格に必要な学力と現状との差を確認しましょう。
とりあえず目標がなければ、ガンバレないのは当然です。ちょっと早い気がするかもしれないけれど、第一志望の大学・学部学科を決めましょう。その大学に合格するために必要な偏差値と現在の自分の偏差値を比べて、その距離を確認することが最初に必要です。このとき自分でよく分からなければ、塾の先生に相談して下さい。
3.差が確認できたら、克服するための作戦を考え、その方法列挙しましょう。
不得意科目を克服するなど、今後の学習計画を自分で考えてみましょう。特にこの冬の学習のテーマを列挙して箇条書きにしてみましょう。実際、どの参考書をいつまでに何回読むとか、どの問題集をやるかなど具体的に決めなければ実効性がありません。
4.学習のテーマについて、どのような方法で学習するか決めましょう。
学校の課外補習、塾の冬期講習、河合サテライト講座の受講、問題集をやるなど学習のテーマに対して、どんなツールを使うか、それを何日でやり遂げるのかを具体的に決めましょう。この段階で塾の先生に相談することも良いことです。 ただし、一度決めたら、他に目移りしないで、それを最後までやること。途中で投げ出さないことが大切です。
5.今後の学習計画をつくりましょう。とくに冬期は大切ですから冬期の学習計画表を作りましょう。ただし、無理な計画、精密すぎる計画は計画倒れになる恐れがあります。
学校の宿題が出ていたら、溜めておかないで早めに終わらせましょう。無理な計画を立てて、やりきれずに敗北感を感じるようなことは絶対避けなければなりません。実現可能でしかも問題練習については難易度および量を最適に作成することが勝利への決め手になります。
6.学習は長時間やればいいということはありません。質の高い学習をしましょう。
「作業」に没頭するのは学習ではありません。理解をすることを第一に取り組むことが大切です。効率よく学習し、理解するには、河合サテライト講座の受講をうまく取り入れましょう。相談して下さい。
7.時には気分転換も必要。でも、すぐに勉強に集中できることが大切です。
1日中、机に向かっていても煮詰まることがあるので、キリのよい時に息抜きをしましょう。集中を持続できる勉強時間は、人によりますが普通1.5時間位と言われています、これを目安に休憩も入れて計画をつくるといいでしょう。一瞬で集中する技も大切です。
8.1週間に1回くらい定期的に、計画の進捗状況をチェックしましょう。
計画に遅れが出ても、あせらず見直して、計画を作り直してすぐに再出発しましょう。簡単にあきらめないで、継続する以外に方法はありません。