大津市でのいじめによる自殺事件があった以後も、同様な自殺事件が無くなりません。ニュースを見聞きする度に、「またか」という感想を持ちます。いじめにあったら、即座に「登校拒否」をすることを、私は以前のブログで勧めました。いきなり登校拒否を提案するなど、やや極端な方法を書いたのではないかと自分でも少し心配していましたが、その後、いじめに対しては、「学校を休む」事を勧めている人がかなり多いことをネットでの記事などで知り、少しほっとしました。
今度は少し見方を変えて、自分がいじめられないように自己防衛する方法を提案します。いじめる側の生徒は、自分より弱い者、異質な者をいじめのターゲットにするのが普通でしょう。そのことを考慮に入れて、ぼくがすすめるいじめられない方法は、実は、一石二鳥の方法なのです。
学校は、何と言っても勉強するところです。だから、いじめる側の生徒も自分の成績に多大の関心を持っています。そこで、勉強をがんばって、クラスまたは学年で自分がダントツ一番になるのです。クラスで一番、さらに学年で1番であれば、クラスメートからは羨望の眼で見られることはあっても、いじめられることはないと思います。全教科でクラス一番がむずかしければ、どの科目でもいいので、たとえ1科目でも一番になることです。学年で1番を目指して、猛勉強するのです。1科目なら誰でも1番になる自信があるのではないでしょうか。そのために、友達と遊んだり、ゲームをやったりする時間がもったいないので少し我慢する必要はあります。しかし、がんばり甲斐があります。将来の進路も広がるからです。これが、いじめられない最も楽で良い方法だと思います。
さらに、そのように成績を抜群にしておいて、その上で生徒会の役員などをするのです。生徒会の役員は、先生とのパイプ役ですから、そんな生徒はいじめる側の子にとってもいじめにくいのではないでしょうか。先生という「権力」に少し近づいておくのです。成績がよければ、志望校合格にもつながり一石二鳥です。がんばるだけの甲斐があります。