昨日、桃李国際高等学院へ転校を希望する生徒の面接考査を行い、1名入学が決定しました。前籍校では2年生の途中ごろから登校が困難となり、3年生進級後の4月以降はほとんど出席が無いという状況で、通信制高校への転校を決意されました。登校困難となった理由は、人間関係にあるそうです。
いま、人間関係に悩む人は決して少なくありません。学生も同様です。原因はよく分かりません。心理関係の専門家が必要です。桃李国際高等学院では、楽しい高校生活を再び取り戻してほしいと願っています。そのためにも、週5日制のコースで、毎日通学しコミュニケーション力など対人能力を向上させたいと思います。
人にとっては、人とのつながりほど大切なものはありません。学問もビジネスも幸福もすべて、人とのつながりの中で生まれます。だから、多くの人と知り合い、良い人間関係を築き育てていくことが、明るい将来に結びつきます。学校の指導要領でいう「生きる力」は、結局、人とのつながりを築く力と言うことになるでしょう。人脈が重要と言うことはビジネスや政治だけの世界ではありません。特に私の周りには、会社等を退職した後の仕事のやりがい、その後の生き甲斐などは、会社員として務めていた時に築いた「人脈」が利用でき、生かせるか否かがキーポイントになるようです。
「類は友を呼ぶ」という諺があります。良い人脈を作るには、自分自身がそれに見合う魅力を持つことが条件です。自分の人格を磨くことにつきます。まず自分を変えることが必要なのです。生徒のみなさんに伝えたいことは、誰とでも良い関係がもてるようになってほしいと言うことです。特定の友達とだけうまくいくというのではなく、誰とでも良い関係になれることがを目指すべきです。いわば「八方美人」になってほしいと言うことです。
特に人間関係に悩む人は、まず自分が「八方美人」になって下さい。全てはそこから始まります。「八方美人」とは決して悪い例ではないのです。なりたい目標なのです。