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国語は全ての教科の基礎

国語で点が取れるようにする方法

「国語は全ての教科の基礎」と言うことをみなさんも何度も聞いているでしょう。それにもかかわらず、国語では点が取れないという人が多いのです。その原因は、ほとんどの人に共通しています。原因が分かれば、国語を得意科目にする方法、つまり、国語で点を取る方法が分ります。では、国語が嫌いという人、または国語ではどうしても点が取れないという人、ここで国語に対する意識を変えれば、得意科目にすることができます。

現国と古文・漢文のうち、まず最初に現国の力をつけることを考えます。高校の現国では、「小説文」などの心理を読み取る文章と、「評論文」などの論理を読み取る文章が対象です。センター試験を考えてセンター試験で高得点をマークする方法を中心に考えます。

まず、国語特に現国については、試験になると、マーク式の模試でもなかなか点が取れないという受験生は少なくありません。 まずその原因の追求してみましょう。原因が分かれば対策は見つかります。原因は主に次の三つと考えられます。

     原因1 国語は毎日使っているし新聞くらいは読んでいるから、敢えて勉強などしなくても、試験でそこそこ点が取れるのではないかという気持ちがある。そのため、英語や数学ほど勉強しない。そのため、特に抽象的な語いに対する理解が不足している。

     原因2 出題者の出題意識や問題作成法を理解していないため、択一式問題に対する解答法を誤解しているか理解していない。

    原因3 読書の習慣がないか不足しているため、与えられた文全体を読みつないで意味を把握することに慣れていない。または、やや難易度の高い評論文などの文章を読む習慣がないため、意味を全体から掌握するための集中力が続かない。

ではどうしたら良いでしょうか。原因が分かれば対策は見つかるはずです。  それぞれの原因別に対策を考えます。まず第一に原因の1について対策を考えます。 もっともその対策は、3に対するものとかなり共通します。抽象的な語いに対する語い力は、本来読書によって形成されていくものだからです。  しかし、受験対策として、「さあ読書をせよ」と言っても、「間に合わないよ」と言う声が聞こえてきそうです。確かに、付け焼き刃であっても短期間に語彙力をつけるには、小論文の参考書などにある、語彙集を覚えることです。ジャンル別に語いを集めたものがあります。古文の単語集と同じように抽象的な語いや、時事用語などまとめて暗記するのがよいでしょう。現代文の参考書にもいくらかまとめてある者もあります。 原因2と原因3に対する対策はブログに引き続き掲載します。

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2012年05月18日 15:17に投稿されたエントリーのページです。

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