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2学期制と3学期制に分けて実施(夏期講習)

校舎ごとに夏期の期間と内容が異なる

塾生が在籍する中学は、3学期制と2学期制の中学が混ざっています。しかし、徐々に2学期制の学校が増える傾向にあります。2学期制のメリットとしては、1回に付き約5日くらいかけて行われる定期試験の回数が1回減り、同時に始業式と終業式が1回ずつ減る分だけ授業時間を増やすことができることと言われています。

 これに反して、2期制のマイナス面として考えられることは、テスト回数が減少することにより、1回のテスト範囲が広くなる結果、広範囲の復習をすることがむずかしいことです。中には、全範囲の復習なんてとうてい無理だと放棄してしまう生徒も出てきます。特に前期は、中間試験が6月中に行われ、期末試験は夏休み明けの9月に行われるのが普通ですが、中間と期末の間に夏休みが入ることが問題です。夏休みの間に休み前に学んだことをすっかり忘れてしまうことです。

 

 最近はまた、中学高校とも8月末から前期の授業を再開することも多いのですが、学校の教室にエアコンなどの空調設備がないと猛暑の中の授業となり、生徒の学習効果も上がらないのではないかと考えられます。

 桃李学園では、今度の夏期講習は、3学期制と2学期制中学の地域ごとに夏期講習の期間と内容を分けて開講することにしました。つまり2学期制対象には、最適な時期の8月末に定期試験対策を集中的に行い、前期の期末試験準備を完璧に実施する計画です。 今度の夏期講習は期間と内容が2学期制と3学期制で分かれるというわけです。校舎ごとに決まりますので、中学生のみなさんは校舎を選んで夏期講習を受講することになります。期間と内容を2期制と3期制で分けて行うのは、一斉授業の夏期講習だけではなく、個別指導も同様です。

 もっとも、夏休みはまだちょっと先です。その前に、2期制の人には前期の中間試験があり、3期制の人には1学期の期末があります。これから、計画的に試験準備をしましょう。勉強の方法、ノートの取り方などが分からない人は、桃李学園の各塾へ来て下さい。試験準備だけではなく、志望校合格できるようにしっかり教えてあげます。

 いま、みなさんに言いたいことは、試験が直前にないと勉強するとしても、得意教科だけで、不得意教科はつい何もしないという傾向があるのではないでしょうか。この傾向は、高校生でも全く同じだと思います。「不得意→勉強時間不足→ますます不得意」この悪循環が起こるのです。ここで、不得意教科にかける時間を得意教科の3倍にしてみましょう。または、勉強の内容として、暗記重視で行くのを進めます。社会が不得意ならば、教科書丸暗記をするのです。一気に得意教科に変わってしまいます。試してみて下さい。

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2012年05月18日 14:26に投稿されたエントリーのページです。

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