昨日は、岡崎学園高等学校と人間環境大学を訪問した。名鉄東岡崎駅へ着くと、既に茅野先生が改札出口におられた。原谷君も、同じ電車にいて合流できた。まず岡崎学園高等学校へ案内された。理事長は河原次瞭先生で、1週間のうち一日か二日この高校へ来られるそうだ。高齢にもかかわらずたいへんタフな先生である。
その後、人間環境大学へ移動した。岡崎市の郊外にあり、中心部から車で20分くらいの極めて環境のよい場所にある。ちょっとした山の上で周りからよく見える。環境大学の理事長は河原先生で、理事の芦田先生、学部長の片山先生、学長の八木先生、事務長の山脇先生、入試広報課の小林先生としばらく面談し、人間環境大学の学部の概要を芦田先生が説明された。その後、講師で臨床心理士の三後先生に学内を案内していただいた。
人間環境学部、環境学科には4つのコースがある。環境コース、経営コース、心理コース、日本研究コースの4つである。中でも心理コースからは、臨床心理士への道が開けている。また、中高の国語と社会の教員免許が取得できる。
特に力が入れられているのは、オープンキャンパスである。今年の3月から来年2013年まで、入学相談会を含めると19日も予定されている。しかも毎回それぞれのイベントが綿密に計画され何回訪問しても異なった体験ができるように工夫されている。たとえば「日本研究コース」では体験メニューとして、「ホントはおもしろい万葉集」「吉田松陰の人づくり」「科挙の話」「西郷隆盛の育ちかた」「山上憶良・秋の七草を読む」など興味を引く内容に加えて、「教師の魅力」など教師となったときに役立つ体験と知識が得られるようなテーマの2本立てで計画されている。教師のおもしろさと実務の内容が分かる仕組みになっており、中高の先生に感心がある人にとっては、授業料を払っても体験したい内容ではないだろうか。
未来高等学校とそのサポート校には特別な指定校推薦枠がある。オープンキャンパスに参加したいという人、または臨床心理士に関心がある人、または将来、国語や社会の先生を目指したい方、ご連絡いただければ、理事長や環境大学の学部長などの先生にご紹介させていただきます。