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高1準備講座開講

高1準備講座開講

桃李学園でも高1の準備コースが始まりました。高1のみなさんは、春秋に富む反面いろいろな悩みに直面することがあります。高校の3年間は、決して平坦ではありません。そのことは、桃李国際高等学院への転校希望者と転入学の相談を行いますと、よく分かります。みなさんそれぞれ、苦労しながら、一方で希望に支えられて高校3年間をがんばっていると感じます。特に高1のみなさんには、その将来にこころからのエールを送りたいと思います。 めげずに努力して、自分の将来を切り拓いて下さい。そのとき、人生経験の豊富な教師が学校や塾にいます。その存在を忘れては損です。教師には色々な質問をして上手に使ってやりましょう。

 

高校は、大きく分けると進学を目指す普通科と、工業科・商業科・農業科などの職業科に分かれていますが、職業科からも約半数の生徒が大学等へ進学しますから、上級学校への橋渡し的な存在であることを考えると、普通科と職業科は大同小異と言うこともできます。しかし、この3年間は、決して大学等への通過点ではありません。大切な時期です。そのとき、悩みは実は極めて大切です。君を成長させる原動力になるからです。そのとき、努力している限り悩むものだと思って下さい。言い換えれば、悩みの全くない人は努力していない人といえると思います。

ゲーテに「人は努力している限り迷うものだ」と訳されている格言があります。 この格言の元はドイツ語ではこんな感じです。

Es irrt der Mensch, solang er strebt.

  

この「irrt」は英語の「error」 です。「迷う」というより「悩む」といった方がぼくにはぴんと来るように思います。 努力していないヤツだって、結構迷っていると思うからです。悩むことができると言うことは、大きな能力です。

さて、当塾でも高1対象の「高1準備講座」が開講されます。キミを道案内します。兼好も徒然草のなかで「先達はあらまほしきものなり」と書いています。そのことはしばしば後で分かるのです。後では遅いことが多いのです。

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2012年04月04日 18:14に投稿されたエントリーのページです。

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