勉強方法と勉強時間
高1の最初から、英語と数学を特に重視する
理科・社会河合サテライト講座が最適 国語は例題解説型問題集で
まず、質問です。有名大学を目指し合格した人は、一日何時間くらい勉強したのでしょうか。種々のアンケート調査結果を見ますと、平日は約4時間、休日は8時間くらいという結果が出ています。また、本格的に受験勉強の取りかかったのはいつ頃かというアンケート調査をみますと、高2の最初または中頃からというのが普通のようです。これを一応の目安として下さい。
高1生は、初めから英語と数学は特に時間をかけて勉強して得意科目にしなければ難関大学合格は困難です。英語と数学の2教科は、理系・文系問わず時間をかけて得意科目にしましょう。
では勉強方法はといいますと、英語は、文章丸ごと暗記が決めてです。単語も取り出して覚えることは困難です。文章の中なら暗記できます。もう一つ大切なことは、忘れる前に、復習することです。復習によって長期の記憶に定着できます。要するに暗記を繰り返すことが大切です。文法の教科書や問題集も、その中の例文は全部暗記しましょう。では暗記するにはどうすればよいでしょうか。最初、例文を20回くらい音読します。アクセント、イントネーションそしてリエゾンなど注意して読んで下さい。そのあとで、教科書を閉じて、上を向いて思い出しながら声に出して言ってみましょう。空で言えるようになるまで、繰り返してください。これで暗記できます。センター試験で無視できないのは、リスニングです。リスニング力は模試の結果を見ますと、得意な人と苦手な人で得点分布が二極分化しています。早い段階で得意にしておきましょう。そのためにはやや回り道のように思われるかも知れませんが、テレビ・ラジオまたはインターネットが役立ちます。いくらでも良い教材がありますので、探して聴いて下さい。6か月くらい努力を毎日続けますと、知らない間にリスニングの力が付いています。
国語は、試験では、古文と評論文の読解力が重要です。評論文の読解力は例題解説型の問題集で実戦的な勉強がよいでしょう。こうした本はいくらでもあります。気に入った問題集を探して下さい。古文の勉強法は英語の勉強法と同じと考えればよいでしょう。映像授業も効果的です。河合サテライト講座です。時間に余裕がある人は、「新書」を意欲的によんでください。意外と受験にも役立ちます。必ずボールペンを持って傍線を引きながら読みましょう。
数学は、定理・定義・公式を正確に暗記することから始めて下さい。定義・定理・公式は自分のノートに20回くらい書き写して覚えると良いでしょう。これで基礎力が付きます。そのあとは、例題解説型問題集をやることです。解いたあと、問題と解法をしっかり暗記するように努めましょう。これで数学が得意にきっとなります。