受験生のみなさん、「始めに自信ありき」で臨め !
いよいよ特色化選抜入試が、明日に迫った。特色化選抜入試は今年が最後となる。受験生のみなさんには、「始めに自信ありき」で臨んでほしい。
難関校といわれる岐阜高校、岐阜北高および大垣北高の教育目標・目指す生徒像についてあらためて調べてみた。それぞれ以下のように記載されている。
岐阜高校の教育目標・目指す生徒像
岐阜高校の目標・目指す生徒像に記載を見ると、「トータルパーソンを目指して」という見出しの下に次の3つの項目が書かれている。
- 「百折不撓」「自彊不息」の校訓のもと、不屈でたくましい精神力をもった人材を育成します。
- 「文武両道」をモットーとして、知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな人材を育成します。
- 勤労を尊び、思いやりと奉仕の心を持って社会に貢献する人材を育成します。
ここで「百折不撓」(ひゃくせつふとう)とは、何度の失敗にもめげずくじけず挑戦することといい、「自彊不息」(じきょうふそく)とは、「自ら努力し励む」と言う意味だ。
岐阜北高の教育目標・目ざす生徒像
岐阜北高の目標は、以下の4つの項目が箇条書きにされている。
- 自分で正しく判断し、自主的かつ自律的に行動できる人間
- 基礎学力があり、創造的な考え方ができる人間
- 心豊かで思いやりのある人間
- 社会の立派な形成者になり、国際感覚をもった心の広い人間
大垣北高の教育目標・目指す生徒像
人間尊重を基調とし、智・徳・体の調和のとれたたくましく豊かな人間性を育み、高い志とグローバルな視野をもって人類・社会に貢献できる有能な人材を育成することを目標としています。
こうした目標を見てみると、他者に対する思いやりの心を重視している点は上の3高で共通している。将来、何らか分野で指導的立場に立ったとき、特に弱いもの、小さいものに対する思いやりが重要だという思いが反映されているのだろう。