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当塾は名門塾である。指導システムの改善は必須だ。

一層厚い保護者の皆様の信頼を期待している。

今年度は、小学校の指導要領が変更になった。来年度は、中学の指導要領が変更になる。ゆとり教育の反省から、主に算数・数学と理科の学習内容が格段に増加され、ほぼ「ゆとり教育」以前に戻される。当塾でも今年度ははじめから小学校の指導方針と指導システムを根本的に改良した。国語では音読や暗唱を重視し、辞書を引く習慣をつけるための指導を加えた。算数では、百ます計算を継続されているが、生徒の間で極めて好評である。特に2年生や3年生など低学年の生徒に対しては、グングン自分のタイムが向上するので、たいへんな盛り上がりを見せている。

さらに算数と国語では、学校の単元テスト準備を行うようにした。これも生徒にたいへん歓迎されている。学校の単元テストで全員が100点近い点を取ってくれるからである。

英語の指導システムも同時に根本的に改善した。学校でも英語の授業が本格的に開始されたからである。TPR、フォニックス、詩や文章の暗唱など、指導内容は欲張りなくらい充実させた。生徒も生き生きとした授業を大いに楽しんでいる。

先週から、生徒に対してこうした授業改善に対して、授業アンケート調査を行っている。生徒の声を直接聞くためである。これまでの所、生徒が本当に生き生きと授業に参加しているかがアンケートから読み取れ、我々も自信を深めている。アンケート結果が整理できたら、このブログでも報告する予定だ。

さて、来年度はいよいよ中学の指導要領が改訂される。数学・理科の学習内容が特に増加される。指導要領の改良点は、秋の「父母会」で保護者の皆様には詳しくご説明をした。再度記述内容を整理して、まもなく当社のこのサイトに掲載する。

私は、理科や数学だけでなく、国語と社会についても全教科にわたって、塾の指導要領を改善する計画をしている。そのため中学の本科コースに対しては、通塾体制を週3日の体制にして授業時間をふやし、指導内容を大幅に充実させる予定である。社会ではこれまで、いわば「所々かいつまんで学習する」といういうような指導が行われてきたが、地理・歴史とも体系的に全領域にわたって指導する。これによって、ますます、進学塾として信頼性を確立できると考えている。

一方、生徒にとっては来年度はたいへんな年になるだろう。かって言われた「おちこぼれ」が生まれないとは限らない。学習内容が消化できず、勉強嫌いになる生徒や、学力不振の悩みを持つ生徒も格段に増加することが予想される。その結果、受験競争が激化することは間違いないだろう。それに伴って、進学塾間の競争も厳しくなるだろう。いわば、進学塾の下剋上が生まれると考えている。

当塾ではそのため、講師研修をもっと充実させて、先生全員の実力をアップさせ、それぞれの教科のおもしろさが生徒に体感でき瑠ことが大切である。その上講師としては、劇的な成績向上の効果を約束できる必要がある。そのためブラッシュアップ研修を開始させた。当塾は、「名門塾」である。そのプライドの一つは、塾の進学実績には「ウソ」がまかり通ることが多いが、ウソのないまじめな進学塾である。上の真摯な講師研修も役立つだろう。保護者の皆様には、さらに一層のご信頼をいただきたい。そのため、我々は、一層の努力を覚悟している。

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2011年12月21日 17:59に投稿されたエントリーのページです。

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