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脱ゆとりに向けて当塾の取り組み

来年度からの「脱ゆとり教育」にむけて指導システム改訂中

今年度は「ゆとり教育」の反省から小学校の指導要領が改訂され、新しい指導要領で授業が始まっている。それにあわせて当塾でも小学校の指導内容を基本的な改良を計ってきた。音読・暗唱や単元テストの実施である。その内容については、父母会等でご説明してきた。実際、来年4月から小学校国語の授業を充実させるために、国語の授業も週2回の体制にすることをただ今検討している。週2回で、読書や辞書を引く習慣をしっかりつけるために、一層充実した授業を行う予定である。

そして来年度は、中学の指導要領が変更される。来年度はどの教科も殆どゆとり以前に戻されるため、学習内容が格段に増える。教科書も充実したものになる。そうなると、英語や数学は普段から重視しているから問題は少ないが、理科と社会そして国語が心配である。これまでゆとり教育として理科と社会がの二教科がもっとも犠牲にされてきたからである。理社については、全体的かつ総合的な知識や学力を養うというより、いわば所々かいつまんで勉強すればよいといった授業内容であった。これが、来年度から再び「ゆとり」以前の体系的な知識を総合的に養うことを目的とする指導要領に変わることになる。種々の困難な問題が起こると予想される。

「脱ゆとり教育」は歓迎すべきことである。問題は授業時間数である。指導要領に求められている内容を十分な学力を養うには、時間数が不足するのではないかという心配がある。とくに、ゆとり教育が行われていた間は、社会と理科が極端に指導内容が減少していた。来年度これがゆとり以前にまで戻されることになると、教育現場では相当な混乱が起き瑠ことが予想される。ふたたび、いわゆる「おちこぼれ」などという、問題が起こることが心配されるのだ。

さて、当塾では、今月より早速指導計画と指導案作成にかかった。その一つとして、ただ今中学生の本科コースは週3日体制にすることを検討している。理社を完全に指導するには、どうしても、週2日の体制では不足を感じるためである。塾生には安心して任せられる指導体制と整えて、指導に当たらなければならない。今、検討と準備を懸命に行っている。

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2011年12月15日 16:14に投稿されたエントリーのページです。

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