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勉強に対する姿勢や学力には大きな差がある

一人ひとり個性を考慮して指導することが大切

11月19日には、真正校と大垣本部校の2校舎で父母会を行い、私は参加された保護者の皆様に平素のご支援に対するお礼の挨拶を述べた。そして、中3受験生としては、最低でも毎日5時間くらいは勉強してほしいという目標勉強時間について話した。父母会を行う度に、当塾を支援していただける保護者の方には、いくら感謝してもしすぎることはないという気持ちを持つ。待ち時間を利用して、「座右のゲーテ--壁に突き当たったとき開く本」(斎藤孝著)を読んだ。この本を読むのは2度目で、速読できる本であるが、今回は3色ボールペンを使って傍線を引きながら精読した。ゲーテから独立して、齋藤先生自身の考えや言葉が相当多く詰まっているところがおもしろい。

父母会の後、揖斐郡内の中学3年生の生徒とお母さんに対して、桃李国際高等学院への入学相談を行った。やはり、今日来られた生徒にも出席日数がやや不足という問題があった。これまで、入学相談を受けた生徒のほとんど全員がこの出席の問題を抱えているようだ。クラスの学力差を授業でどう解消するかという点に、保護者の方は特に関心を持たれて質問された。

たしかに、勉強ができる子は放っておいても自分で方法を見つけて勉強し、自分で伸びていける。しかし、勉強が苦手な子は、相当綿密に計画を立てて指導しないと、十分な学力が定着しない。だから勉強嫌いになったり、ヤル気をほとんど持てなくなる。こうした人は大人になっても、ほとんど勉強しないで年だけ重ねていくだろう。その間に「世間」という学校から自分で学んで成長できる人はまだいい。それができないと社会に役立つ人間にはなれない。周りから学び成長できるよう人にならないと、社会に貢献できるどころか社会の荷物になってしまうだろう。中高生を見ていると、今がその分かれ目だという感じがする生徒もいる。「今が一番大切」という気持ちでがんばろうといつも心がけている。

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2011年11月19日 13:07に投稿されたエントリーのページです。

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