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学生時代は、人生の練習時代 当塾はそのために寄与したい

いつまでも成長する人と、成長が止まる人

学生時代に行う全て勉強や行事は、卒業後の生活の予習つまり予行練習である。テスト勉強は、「計画性」や「段取りの力」を養う練習となるし、国語などの読解練習は、「人により添って考える」ためのトレーニングとなるといった具合である。学生時代の間に、社会生活に必要な常識や行動が一応全て練習できていなければならない。少なくとも人間としての基礎は、小学校から大学までの間に養われなければならない。

将来、普通の大人として認められ、尊敬され、期待される人間性を獲得するための基礎は、人生の練習時代である学生時代に作り上げなければならない。特に定期試験や入学試験などの試験、グループ行動、実験や家庭科の実習などの学校行事から学ぶことも大きいように思う。コミュニケーション力、計画性、協調性、基礎的な思考力などのトレーニングは定期試験準備などを通じてこの時期に行われなければならない。これらの能力は、国語や数学などの基礎教科が思考力全般を高めるのと同様にたいへん重要である。

では、人は職業に就き社会生活を始めた後に、どれくらい成長するだろうか? 成長できるのだろうか? 限りなく伸びられるというのが常識ではあるが、現実は全く異なるようだ。成長の大きさは、人によって差が極めて大きいのが実情だと思われる。普段の仕事を通じてグングン成長する人と、職業上の経験や社内教育が全く生かされることなく、ほとんど成長しない人や、むしろ徐々に退化する人までいるように思われる。成長できないのは成功体験をほとんど持てないことも原因としてあるようだ。

年と共にぐんぐん成長する人と、逆に徐々に退化していく人の間の差は、大きくなる一方である。個性や人間性まで変化し、年と共に差がますます大きく開いていくようだ。成長できない人に特徴的な特徴は、おおむね怠慢であって勉強し続けないこと、コミュニケーション力が低く意志疎通が下手なこと、人の言うことに寄り添って考えることができないこと、そして人間性のベースとして、性格がやや卑怯であり、真剣に人のこと考えない、つまり愛さないことなどであろうと思われる。

極めて辛辣なことを述べたが、これは認めざるを得ない現実である。だから小学生から、人は全く違うということを前提に、競争的関係のおくのがその人の将来に役立つように思う。当塾の、桃李小学校メソッドを活用して、小学生のうちに人生の基礎練習をさせたいと思っている。

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2011年11月15日 14:23に投稿されたエントリーのページです。

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