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その科目の勉強が「好きでたまらない」という気持ちを生徒に感染させる

その科目の勉強が「好きでたまらない」という気持ちを生徒に感染させる

最近、ぼくは結構大量の読書をしている。1日に数冊ずつで、教育関係の本が多い。先生として本当に適格者を探すことは容易ではないように思われる。徐々に教育の難しさが、分かってきたような気がする。教師として備えるべき資質は極めて広範囲で、全て備えることは容易ではない。

自分が懸命に勉強していなければ、英語でも古文でも、物理でもまた数学でもどんな教科であってもその科目に対する強烈な「思慕」つまり「めちゃくちゃ好きだ」「好きでたまらない」という気持ちは生徒に全く伝搬しないだろう。先生の気持ちを生徒に感染させられるかどうか、が教育が成功するか否かの分かれ道だ。先生の気持ちが生徒に感染しなければ、生徒が勉強が好きになるわけはない。そもそも先生自らは勉強を楽しいと思っているのだろうか。勉強がおもしろいと分かっている人が先生の第一の条件だ。

ひるがえってTESの先生方を見ると、本当によい先生に恵まれていると思う。一人ひとりがすばらしい先生方ばかりだ。ぼくも自信を持って先生方に生徒をあずけ、指導に当たっていただけると安心している。

昨日の夜は、社員ミーティングを行い、ぼくは色々先生方に話した。授業は何よりテキストが大切だと言うこと。先生のライブ能力としては、最も大切な「発問力」だけにすること、勉強する目的など。僕らはどうして自然に英語が好きになったかなど。

中でも、もっと「特色化選抜」を重視して指導しないといけないといったことを強調した。特色化選抜入試は、記述力や作文力が重視される。作文となると、ほとんど何もかけない生徒が少なくない。手が動かなくなってしまうのだ。作文力は、単に作文をさせていれば付くというものではなく、「読書量」が決め手だ。作文力を養うには、回り道だけれども、広範な読書が必要なのだ。

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2011年08月24日 10:54に投稿されたエントリーのページです。

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