« TESが「小学生の英才教育」を開始! 8月より | メイン | 小学生新聞 7月号 »

失敗や挫折の経験と「落ちこぼれ」の感覚

失敗や挫折の経験と「落ちこぼれ」の感覚

数学者の秋山仁先生は、「私は才能がないのに、あきらめが悪く、数学を続けてきた。でも、あきらめないで努力を重ねていると、才能はあとからそっとついてくる」と著書に書いておられます。また、自らを「落ちこぼれ」とまでおっしゃっています。  現在、成功された多くの方々の体験を読んだり聞いたりしますと、「挫折」や「失敗」の経験をされた方が決して少なくないように思います。むしろ多いように感じます。 

さて、今回の舛添東京都知事が辞任されると聞いて、私は、この一連の騒動はいったい何だったんだろうと考えました。舛添さんは、頭脳明晰で賢い人なのに、どうして失敗をしてしまったのか。  私が得た結論は、何らかの「挫折体験」は、極めて重要で誰にとっても必要なのではないかということです。舛添さんは、おそらく子供の時から、どんな試験でも優秀な成績を納められ、試験に苦しめられた経験もなく、試験で失敗した経験など一度も経験もされておられないでしょう。何をやっても1番で優等だったのでしょう。

 

一度でも何かで失敗するか、小さくても挫折の経験があれば、都知事としてもうちょっと「かしこい」行動ができたのではないでしょうか。  また、挫折や失敗をしなくとも、人より何かで劣っているといった感覚、極端には「落ちこぼれ」の感覚を持った経験があれば、行動が変わってくるに違いありません。

 

でも受験生諸君は、ここで失敗や挫折を味わう必要はありません。がんばって成功してください。我々もそのように指導します。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://tesacademy.jp/mt/mt-tb.cgi/459

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2016年06月19日 22:22に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「TESが「小学生の英才教育」を開始! 8月より」です。

次の投稿は「小学生新聞 7月号」です。

Powered by
Movable Type 3.38