成績がいい生徒は何が得意かを見つければ、成績を上げるにはどうすればいいかが分かるはずです。真っ先に結論を一言で言っちゃうと、要領がいいということです。要領がいいと言うことを列挙してみます。
○教科書や先生の授業から、大事なこと、それほどでもないこと、全く大切でないことが 感覚的に区別がつくことです。本当に大切なことは、教科書全体の2割くらいです。先生が授業で強調することに特に注意して下さい。先生の雑談だけ覚えているようではだめです。
○暗記すべきことと、その必要がないことの区別もつかないといけません。しっかり覚えることその必要がないことの区別は重要性の判別と重なりますが、心構えの違いがあります。覚えようと思ったことは、覚える工夫が必要だからです。 ゴロで覚える方法、繰り返し声に出していって見たり、書いてみたりして覚える方法、重要事項を書いた紙を部屋の壁に貼って何度も見て覚える方法など自分で工夫してみて下さい。
○最後の一つは、集中力です。集中しているときは、周りの音が耳に入らないような状況です。いつでもその状態にすぐに入れるようになれば、成績優秀者になれること間違いありません。
○おまけにもう一つ、テストの受け方の注意です。 5教科のテストが続いて行われる場合、今受けているテストに集中しなければいけません。前の教科で間違えたことなどに引きずられてはいけません。 テストでは、最後の1分までがんばりましょう。途中であきらめたり、面倒になったり運を天に任せて放棄してはいけません。