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世界大学ランキングと破壊活動の順位

ランキング上位の大学は、戦争を起こす側の国である

世界大学ランキングTOP-100 (2015)を見ると、上位5位までのうち4校がアメリカで1校がイギリスの大学である。

    順位 大学名   国

    1  マサチューセッツ工科大学  USA

    2  ハーバード大学  USA

    3  ケンブリッジ大学  UK

    4  スタンフォード大学  USA

    5  カリフォルニア工科大学  USA

この結果を見ると、アメリカの優位は揺るがず、あらゆる方面で優秀な人材を輩出していることになる。イギリスも同様であろう。実際、ノーベル賞受賞者はアメリカが最多で、こうしたランキング表に出ている大学を卒業した人材が世界をリードしていることになる。

 

一方で、アメリカは長く「世界の警察官」として自己を規定し、ベトナム戦争、イラク戦争など、平和維持の名目で何度も戦争の当事者となり、平和の名の下で破壊活動を行ってきた。アメリカの「世界の警察官」の自認は過去のものになったが、シリアの現状などを見ると後遺症があまりに大きい。

 

上記のような優秀な大学を卒業した人たちが最も多いにもかかわらず、これらの破壊活動を食い止めることができなかったのは何が原因だったか。それとも、上記の大学ランキングが、間違っているのだろうか。この疑問がなかなか解けない。

 

ランキングを何に基づいて決定しているかによるであろうが、私がほしいランキングは、人類の平和すなわち人類の幸福に寄与している度合いで決めたランキングである。戦争を起こす人材を多く輩出している順序ではない。ランキング上位の大学は、今でも戦争を起こす側の国である。

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2015年09月29日 21:14に投稿されたエントリーのページです。

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