新学期
新学期には、自分の未来について考えてみよう
あなたは、自分の将来の職業など考えたことがありますか。たとえば、プログラマーになりたいとか、医者になりたいとかです。それとももっと身近に、英語をもっと得意にしたいとか、次のテストで、苦手な数学をがんばって勉強しようと考えたことはありますか。 実は、会社や学校などでも、将来の計画を作ったり、目標を立てたりしています。その上で計画に沿って毎日の業務を実行しているのです。目標設定は、学校や会社だけではなく、皆さんが毎日勉強する際にも大切なのです。新学期の始めに、何か将来の大きな夢をかんがえて見ましょう。
目標には、「長期」と「短期」があります
長期目標というのは、「○○高校に合格する」など、最終的なゴールのことです。 この長期目標を達成するためには、毎日、数学を問題を5題は解くとか、英語のリスニングCDを1時間は聞くというように具体的な目標にする必要があります。これが「短期目標」です。短期目標は、1日単位とか1週間単位とかⅠ月単位などでつくるといいでしょう。 目標の作り方は、1日3時間勉強するとか、5時間勉強するとかいうように、「時間単位」で作る方法と、問題集のページ数や問題数など「量単位」で決める方法とがあります。時間より問題数やページ数など量の方が効率的だと考えられます。
具体的な目標の決め方
では実際に、目標を設定するときにはどんなことに注意したらいいでしょうか。注意すべきことを列挙しておきます。
①前回の復習つまり繰り返しを計画にいれる。
②不得意科目の勉強量(時間やページ数、問題数など)を得意科目の2倍~3倍に設定する。
③練習問題では、難易度を考えてやさしい問題から難しい問題へ徐々に上げる。
④短期目標は、目につくところに貼っていつでも見えるようにしよう。
⑤問題があると思ったときは、躊躇しないで計画を修正しよう。